盤物日記

2013年01月

早速中身をチェック。
BGGであった「タイルがずれて印刷されている!」という悲しい事件は起きていませんでした。

CO2_parts

が、オレンジの研究者コマが3つしかない。
それに、代替の効かない、初回特典の拡張カードが入っていません!!
またメールしなきゃならない

あと、上の写真だとわかりづらいですが、紫のでかいコマが1つと、青のコマが1つ、
うまく切断されていません。
CO2_misscut 
 ※横からの写真

私の切った人参みたいになっていますね。
ここらへんは大手企業と中小企業の技術の差でしょうか。

とりあえずゲームはできるので
実物がないと作れなかった部分をサマリに足して、テストプレイだー!

やっとCO2が到着しました。
10月のプレオーダーで頼んでから長かった・・・。

CO2_package

かなりトラブりましたが、なんとか到着。
欠品などなければいいんですが。


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【到着までの経緯】
10/10 プレオーダー。
11/10 Giochix社から発送メールが到着。4~6週間で到着とのこと。
11下旬 BGGでアジア圏の到着者がいたためわくわくしだす。不在が入っていないか毎日見る。
12中旬 来ない… あきらめムードだがとりあえず6週間まで待つことに。
12/23 6週間経ったのでGiochixにメール。「もう2週間マテ」と言われる。
1/6 真面目に2週間経つ。再度メール。年末年始にくるはずないとは思っていた
   「調べるから住所と名前を送って」と言われ、再度送付。
1/9 返事がないので再度メール。
   「なぜか途中でRejectされてイタリアに戻っている最中」との返信。なんだそりゃ
   「SDAで送りなおすのでしばし待て」と言われる。
1/18 到着

イタリアからなのに送料が11ユーロだったのが敗因か。
ドイツからのテラ・ミスティカが50ユーロくらいだったしね…。
製造元だからまともに対応してくれましたが、小売店だったらやばかったかもしれません。

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【輸入トラブル時の対策】
色々やったことを残しておきます。

●まずは相手にメールを送ってみました。最終的にはこれで解決しました。

●近くの郵便局で住所不明で止まっていないか電話してみました。
 →調べて後でかけなおす、と言われて、かかってきません。対応悪いですね。

●税関で止まる可能性があるかも、と考えて、税関に問い合わせました。
 XX999999999ITといった13桁の運送コードを確認してから再度連絡をくれ、と言われました。
 おじさんが暇だったのか、長話をされました。国際郵便局への問い合わせを提案されました。

●国際郵便局に問い合わせてみましたが、やはり13桁のコードがなければ無理、と言われました。

●連絡は取りませんでしたが、消費者庁の越境消費者センターが、
 こういった場合に手助けをしてくれるようです。

 過去の報告書をざっくり目を通しましたが、以下のような感じでした。

 ①英語での書き方がわからない時に教えてくれる。
 ②商習慣の違いによる問題の場合は、妥協点を探してくれる。
 ③相手がごねる場合は、相手国の消費者センターを通して圧力をかけてくれる。
 ④原則として相手との交渉は、購入者が行わなければならない。
 ⑤相手が最初から詐欺目的の場合は、どうしようもない。

 特に①は、人によってはすごい手助けになるかも?

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しかし、届いてよかった。
Stronghold社で買っとけば1か月前に届いた気はしたけど、
Giochix社の予約の時にはStronghold社の予約がまだだったんだよね…。

いずれにせよ、よい勉強になりました。

以前のル・アーブルの売却ルールに不満がある、と記載しましたが、
どうやら最新のルールブックでは上級ルールとして売却ルールが変更されるようです。 

BGGで何度か「自分のラウンド外での建物売却は、お金が足りない場合のみ」と言及している方がいました。
プロフィールによると、ル・アーブルの拡張カードのデザイナで、2人用ル・アーブルの英語翻訳担当もされている方とのことです。
何か所かに書き込みがあり、2nd editionではそうなってる、といった記述もあったのですが、念のため、問い合わせてみました。
するとすぐに、次のような返事をいただきました。

 ル・アーブルのルール問い合わせ
上級ルールは最新のルールブックの最後に記述があります。
あなたは自分のターンか、 ゲームによる明確で強制的な支払いで、十分なお金を持たない場合にのみ売却できます。
そのときは、 支払いに必要なお金を得るまでは売却しても構いません。
ゲームによる強制的な支払は次の状況です。
 ・ラウンド終了時の食料支払
 ・利息の支払
 ・Dive Bar(※1) の手数料

はい。これは、公式なルールです。最新ルールブックでも記載されています。(※2)
   ※1 拡張カード。コマが手元に戻ると2フラン支払う。(持ち主は1フラン)
   ※2 「公式ルールですか?」という私の質問に対する回答。

ということで、私が非常に疑問を抱いていた[海運会社(Shipping Line)]のロック問題は、
公式に認識され、改定ルールが用意されているということはわかりました。
最新ルールブックをどうやって手に入れればいいのかが分かりませんが…。


実は日本語版のルールブックにはちゃんと記述があったりするんでしょうかね? 

レース・フォー・ザ・ギャラクシーの3つ目の拡張「戦争の影」を入れてのプレイ。
計15戦、2人戦をしての感想です。

・威信
「戦争の影」では[威信]というルールが入ったため、ルールが難しくなっています。
威信が1位の場合は、カードと勝利点を得る事ができるため、序盤に取られて追いつけないと、
5,6点は点差がついてしまいます。

また、威信によって点数が伸びやすくなりました。
12枚配置の終了条件を満たす場合は、50点はないと勝つのは難しくなっています。
ただし、他のサイトで見たほど、威信で負けると絶対負ける、という印象はありません。


・消費プレイ
一方、勝利点終わりのプレイが打ちやすくなりました。多分2人プレイに限りますが。
威信の勝利点x3を使うことにより29点しかない勝利点のうちの18点くらいを一気に取得してしまえます。
これを行える状態を作ってしまえば、相手はほぼ何もできないままに勝つことができるようになっています。

6点(x2) → 6点(x2) → 12点(x3)と取って勝利した時の画です。
レースフォーザギャラクシー_20130113

戦争の影ありなのに相手には16点しか取らせませんでした。
4人でやれば勝利点は53点まで増えるので、こういった勝ち方はできません。
2人プレイでは少しバランスが崩れてしまっているようです。


・カード運
カードが増えているため、何が来るかの運が大きくなっています。
例えば軍事プレイは、7以上の軍事惑星を引けるか、軍事系6デベロップメントが確保できるか、
などで、かなり勝敗が左右されてしまいます。

むしろ何かを狙って進める、ということが難しいケースが多く、
手なりでカードを出していき、うまく出し切れた人が勝つ、といったイメージです。

戦略と運のバランスが運によってしまい、考えて勝った!という感が薄れているため
少しやりがいが減ったかもしれません。

そこで探索を使え、ということなのでしょうね。難しい。


・全般
理由はちょっとわかりませんが、 時間が伸びている気はします。
あと、ゲーム自体が重くなった印象も受けており、さくっとやれて楽しめる、という感じが減っています。

そういう意味では、第4の拡張「Race for the Galaxy: Alien Artifacts」が、これまでの拡張を使わない、
というのは楽しみですね。

しかし、この2週間ほどで計63回やっており、ちょっと飽きてきました・・・(笑)
色々バリアントがあるみたいなので、それを入れてプレイしてみようかなぁ、と思っています。

久々に嫁と二人でアグリコラ。

デッキは 進歩E/I/K、職業E/I/K/G/WMでプレイ。
二人だと職業が少なくなりすぎるための対策です。

2回プレイして1勝1敗でした。

1戦目は写真を撮り忘れてしまいましたが、下記2職業のコンボで序盤を制した私の勝ち。
アグリコラ_20130113-1

[柵立て]は木材3に配置しました。
[丘の農夫]で柵か畑を作るたびに1人分の食料が供給できるため、
1ラウンドに食料4+牧場+畑、も珍しくなく、7ラウンドの頃には畑4、牧場3ほどがそろっていました。
ただし[丘の農夫]を生かそうとすると増築が遅くなるため、
家族を増やすがもう少し早く出て、手数に差を付けられていれば危険だったかもしれません。
37対47で私の勝利。


2戦目は、いくつかのミスが重なり、私の負けでした。
早打ち練習をしていたとは言え、葦がなくて改築できなかったのは痛かった…。

[レンガ貼り]と[レンガの柱]で葦1木材1で増築、[庭師]+野菜畑3の罵倒されそうな盤面なのですが
5人態勢がそろったのが11ラウンドと遅かったのも敗因かもしれません。
私の盤面です。石5のあまりが情けない。
アグリコラ_20130113-2-1


嫁は[柵販売人]で柵4マスを3ラウンドの頃に構築し、かまど体制。
私が食料に困っていなかったのものあり、漁も取っていたので比較的安定しています。
[柄付き網]で葦を多目にキープし、終盤は[薪集め]で私の木材を的確に奪っています。
アグリコラ_20130113-2-2

牧場経営は私の方がよかったのですが、部屋とカードの得点で逆転され、
45対48で負けてしまいました。

アグリコラって手が色々ありすぎますね。
まず最初に最善手を見つけると安心して次の手を探すのですが、
いつの間にか次の手のことだけ考えていて最善手を打ち忘れてしまうことが何度かあります。
先を読もうとして最初のことを忘れてしまう、難しいです。

しかし、久々にやりましたが、アグリコラはやっぱり楽しいですね。
ゲーム自体は1時間程度で終わりますし、充実した2戦でした。

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